- A4変 144ページ (判型/ページ数)
- 2013年05月発行
本体価格(税抜): ¥1,800
特集1:
「47都道府県看護協会」編
地域に溶け込む 47都道府県の“看護”
『看護』2013年1月号の新春鼎談「2025年問題を見すえた“これからの看護”を語る 坂本すが会長を囲んで」において、国立社会保障・人口問題研究所所長の西村周三氏は「全国には家族がしっかりしている地域もあれば、東京のように1人暮らしの高齢者が激増する地域もある。都道府県の看護協会がそれぞれの地域、自分たちの住む街の特性を見直して、その地域にふさわしい看護をめざしてほしい」とエールを送り、日本看護協会の坂本すが会長は「これからは地域が統制をとり、日本看護協会はそれをサポートする」と発言しました。地域包括ケアが進む中、「都道府県における看護」の重要性が増してきているといえるでしょう。
本号では“地域の看護”を担う47都道府県看護協会にご協力いただき、気候・地勢・高齢化率・看護職員数などのデータを踏まえて「県民性がその地の“看護”に与える影響」を客観的に分析していただきます。さらに「都道府県看護協会の重点事業」や「地域で“輝いているナース”」を紹介していただき、“地域における看護”を考えていきます。地元ならではのオススメのグルメ・お土産・観光スポットの紹介もいただいたので、各県を訪ねたときの楽しみにも生かせます。
高齢者が増える中、看護職に求められるのはコミュニケーション力です。例えば、入院している患者さんの出身県について少しの知識があれば会話もはずむかもしれません。そんな患者・利用者さんとのコミュニケーションのきっかけにも役立つ特集号です。