- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2014年03月発行
- 978-4-8180-1803-7
本体価格(税抜): ¥1,200
特集1:
チーム連携で効果を上げる!
在宅・施設のフットケア
病院の在院日数短縮化の方向はますます進み、医療依存度の高い患者が退院することで、在宅・施設には足病変のリスクが高い方が増え、フットケアの必要性が高まってきています。本特集では、本誌2005年10月臨時増刊号を基にした書籍『はじめよう! フットケア 第3版』が昨年9月に発行されたことを受け、あらためて在宅や施設のフットケアにおいて、今、何が必要とされているかを考えます。
「総論」では『はじめよう! フットケア 第3版』の監修者である西田壽代氏に、在宅や施設で求められるフットケア、必要な知識・技術、チーム連携のあり方などについて述べていただきます。「解説」では『はじめよう! フットケア 第3版』の著者の1人で心臓血管外科医である熊田佳孝氏から、足を通して全身を見ることの大切さと、足を観察する際のポイントを解説していただきます。「報告」では、看護職・リハスタッフ・介護職のフットケアにおけるそれぞれの役割と、看護職が他職種や他施設とどのように連携・協働しているのかを報告していただきます。
フットケアについてさらに詳しく知りたいと思われた方は、特集の最後に紹介している『はじめよう! フットケア 第3版』でさらに知識を深めてください。
特集2:
今も続く震災の影響
それでも頑張る“訪問看護”
甚大な被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災から3年が経とうとしています。本誌では、これまで2度にわたって特集を組み、被災地の状況や地域住民を支える看護職の姿をお伝えしてきました。
3度目の特集となる今回は、まず「解説」で岩手県訪問看護ステーション連絡協議会元会長の齊藤裕基さんに、この3年間の活動を振り返りながら、岩手県の復興状況、今後、めざすべき訪問看護ステーションのあり方などを解説していただきます。続く「報告」では、宮城県・岩手県・福島県の各訪問看護ステーションの管理者に、震災当時の状況やこれまでの取り組み、現在抱える課題についてご報告いただきます。
震災の影響が続く中、多くの問題に向き合いながらも、被災者に寄り添い、頑張る訪問看護の今をご紹介します。