- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2014年10月発行
- 978-4-8180-1811-2
本体価格(税抜): ¥1,200
特集1:
“巻き込まれ”に気づいていますか?
看護職が身につける家族ケア
家族とのかかわりで、なぜかしっくりこないといった経験はありませんか? それはもしかしたら、家族に巻き込まれているのかもしれません。家族の要望に応えることだけが家族ケアではありません。看護職は家族との適切な立ち位置をとり、家族の置かれている状況を冷静に分析し、家族が直面している問題に対応できるよう支援することが大切です。
本特集では、まず柳原清子さん(東海大学)に看護職が家族に巻き込まれる状況やアセスメント方法について解説していただきます。次に、元・訪問看護ステーション管理者の森下幸子さん(高知県立大学)に、自身の経験を振り返り、渦中にいると巻き込まれていることになかなか気づくことができない訪問看護の実態を明らかにし、管理者としてスタッフに気づきをもたらす方法を考察していただきます。そして最後に、終末期・難病・精神疾患の利用者、および介護老人保健施設の入所者の家族ケアについて、現場で活躍する看護職に事例をご報告いただきます。
今、あらためて家族をケアの対象として捉え直し、よりよい家族ケアについて考えたいと思います。
特集2:
訪問看護も特養も考えたい!
被災後の事業継続計画(BCP)
大規模災害を機に訪問看護ステーションや特別養護老人ホームでも防災意識は高まっており、地震や火災などのリスクに備える防災対策に関する報告は多数あります。しかし、その対策は「人命の安全の確保」のみに重きが置かれ、「事業の継続」や「早期復旧」への視点が欠けていることが多いのではないでしょうか。
第2特集では、訪問看護ステーションや特養において、なぜ防災対策ではなく「事業継続計画」(BCP)が必要なのかを解説した上で、実際のBCP策定のポイントを提示。さらに、訪問看護ステーションと高齢者福祉施設における実際のBCPについて、現場の方々から報告していただきます。
非常時における行動の優先順位は、第一に「人命の安全の確保」です。そして、医療・介護の現場では、「事業を継続すること」こそが「人命の安全の確保」につながります。ぜひ、事業所で、地域でBCP策定を考えてみてください。