- A4変 152ページ (判型/ページ数)
- 2014年11月発行
本体価格(税抜): ¥1,800
特集1:
生き生き働き続けるための
看護職のキャリア開発
看護職のキャリア開発については、1977年の「ILO看護職員の雇用、労働条件及び生活状態に関する条約」、並びに「勧告」で初めて取り上げられたとされています。その後、日本でも看護職のキャリアについて、キャリアそのものの意味、個人はキャリアをどうデザインすればよいのか、組織はどのように支援すべきかなどが課題として問われるようになり、看護の教育現場や医療施設等では、キャリア開発部門の設置や支援体制の構築など、さまざまな形で取り組まれてきました。
本総特集では、新人や中堅看看護師など、どのような道を進めばよいのか悩んでいる看護職1人ひとりが、専門職として自律的に学び、よりよいキャリアを積み重ね、生き生きと楽しく働き続けるためのヒントを提示します。
さらに、医療・看護をめぐる社会の動きを見据えながら、1人ひとりの看護職のライフイベントや人生の転換期でのキャリアデザインを大切にした上で、組織側の理念・人材育成等の観点からもどのようにキャリア開発を進めていけばよいのかを考えます。