- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2014年11月発行
- 978-4-8180-1813-6
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
認知症・小児・精神看護に役立つ! 手で“触れて”痛み苦しみを緩和する
はじめてのタクティール(R)ケア
今、病院完結型医療から地域完結型医療へのパラダイムシフトが進む中、求められているのは、単に病気を治療する医療・看護ではなく、QOLの維持・向上をめざす医療・看護です。
その大きな助けとなるケアの1つが、スウェーデン生まれの「手で“触れる”ケア」、タクティールケア。認知症の人たちのQOL維持・向上に大きな効果を発揮するタクティールケアは、2006年から日本での教育・普及活動が始まり、現在では病院・施設等に導入されて、認知症だけでなく、さまざまな患者・利用者、そして家族に穏やかな安心感を提供しています。
本誌では、第1章で認知症看護に詳しく、タクティールケアの効果に早くから着目していた浜松医科大学看護学部の鈴木みずえさんがタクティールケアの意義を語り、第2章では自院でタクティールケアを導入している2人の医師がタクティールケアの可能性について解説。第3章では本誌総監修者の木本明恵さんがタクティールケアの基礎知識を詳説し、第4章では病院・施設などの実践者による導入事例が報告されます。また、手を用いたケアの有用性を提唱している川島みどりさんにもご寄稿いただきました。
タクティールケアは、すぐにその場で実践できて、患者・利用者の喜ぶ顔を見ることができる、まさに“看護の原点”を振り返ることのできるケアです。多くの看護職の皆さんが、タクティールケアにチャレンジしていただくことを期待しています。