- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2015年01月発行
- 978-4-8180-1881-5
本体価格(税抜): ¥1,200
特集1:
“地域”のナースこそ注目したい!
「特定行為に係る看護師の研修制度」
平成26年6月の「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」成立により、「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設されました。現在は、平成27年10月からの施行に向けて「医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会」において、特定行為の内容や手順、研修制度について検討が進められています。
また、平成26年度は同制度の施行に向けて、実際に「手順書」を用いた「特定行為研修制度における手順書活用事業」が行われました。特集では、同制度創設の意味や地域における重要性、創設までの流れなどについて解説していただいた上で、平成26年度の手順書活用事業に参加した訪問看護ステーション・介護老人保健施設の看護職に、実際に特定行為を行って明らかとなったことや、利用者・医療チームへ及ぼす影響についてご報告いただき、同制度施行後の在宅ケア・地域ケアの姿を展望します。
特定行為を実施できる看護師が地域において果たせる役割の大きさは、本特集の「報告」をお読みいただければわかると思います。また、本号が皆さんのお手元に届くころには、特定行為の内容や手順、研修制度が確定し、平成27年4月には指定研修機関の申請受け付けが開始される予定です。ぜひ、この動向に注目し、研修の実施・参加をご検討ください。
特集2:
重度化を予防するために!
要支援高齢者にかかわる訪問看護
QOLを維持・向上させるために、予防は欠かせません。看護職であれば、これは誰もが認識していることでしょう。
ところが、訪問看護の場では、残念ながら予防目的の訪問看護の依頼が入りにくいため、あまり実施されていないのが実情です。
本特集では、80代・要支援2の女性の事例に着目。同事例にかかわった訪問看護師、ケアマネジャーにそれぞれの立場から報告していただくとともに、この事例に介入するきっかけをつくったキーパーソンに、予防訪問看護の依頼を受けるための訪問看護側の取り組みや、予防訪問看護を実践する際のポイント等を紹介していただきます。
すでにニーズが顕在化しつつある予防訪問看護。予防訪問看護によって重度化を防ぎ、より長く健康でいられるようになれば、高齢者のQOLは高まり、ひいては社会全体の利益につながります。ぜひ、本特集をきっかけに第一歩を踏み出してください。