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事例で考える 訪問看護の倫理

  • 杉谷藤子・川合政恵 監修 医療人権を考える会 著
  • B5 152ページ (判型/ページ数)
  • 2015年05月発行
  • 978-4-8180-1896-9
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本体価格(税抜): ¥2,000
定価(税込): ¥2,200
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“倫理的感受性”を育み、実践に活かす!

  
在宅医療の推進が叫ばれる中、訪問看護を取り巻く環境もますます多様化し、現場の訪問看護師が利用者・家族等との間で、様々な “倫理”的問題に直面するケースは少なくなく、日々戸惑いや不安を抱えながらケアに従事している現状があります。

本書は雑誌『コミュニティケア』「事例で学ぼう! 訪問看護での“倫理”」での連載をもとに、書き下ろしを加えた全15事例を掲載。“倫理”を焦点に、実際の訪問看護で生じる問題を扱い、各事例の解説では「モデル行動」を示し、倫理的にどのように対応したらよいのかについて詳述します。

日々の実践での活用とともに、事例検討会や研修等の教材としてぜひお役立てください。


 はじめに

Ⅰ 訪問看護に求められる看護倫理とは
  1. 看護倫理とは
  2. 訪問看護特有の倫理的問題を考える
  3. 訪問看護師の“倫理的感受性”を高めるために
  4. 看護倫理の基本となる6つの考え方と関連キーワード

Ⅱ 訪問看護の倫理事例
  1. 本人の意思を確認することなく入院が決まってしまった
  2. 本人のために何が最善か話し合われないまま治療方針が決定した
  3. 経口摂取が困難となった療養者への点滴が続けられている
  4. いつでも自由に帰宅できると思い、夫婦は施設入所を決めたが・・・
  5. 家族の希望でデイサービスに行っていたが、本人は納得していなかった
  6. 内服治療を拒む本人と困惑する家族にどう対応すればいいのか
  7. 家族の希望で告知されず、本人から病状に疑問を訴えられた
  8. 夫を最期まで在宅で看たいという妻の意思は違っていたのだろうか
  9. 訪問看護師に話したことをなぜ介護士が知っているのかと怒られた
 10. 「病状を知られたくない」と療養者が介護保険の利用を取り下げた
 11. 納得できる説明を受けられないと家族から不満を訴えられた
 12. 情報共有について家族の同意が得られないままサービス担当者会議が行われている
 13. 親子喧嘩で済ませるのか、虐待として積極的に対応すべきか悩んでいる
 14. 人工呼吸器を装着した利用者の外出の支援に危険を感じている
 15. 訪問看護師の不適切な発言に対して療養者から苦情を言われた

 あとがきにかえて
  訪問看護における倫理への取り組みと「医療人権を考える会」の活動
 
 資料
  看護者の倫理綱領

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