- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2015年10月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
動き出した「医療事故調査制度」
体制づくりと看護管理者の役割
10月1日から「医療事故調査制度」が施行されました。この制度は、医療事故が起きた際にその原因を究明し、再発を防止することを目的としています。対象は、すべての病院・診療所・助産所です。
医療事故が発生した場合、看護職は、現場保全や記録の洗い出しなど院内事故調査で重要な役割を担うことから、制度を正しく理解しておくことは必須です。特集1では、本制度の仕組みに加え、看護管理者の持つべき視点や役割、院内事故調査の具体的な内容、医療事故調査・支援センターの活用方法について紹介します。また、「報告」では、東海大学医学部付属病院での取り組みをお聞きしました。
特集2:
第11回 ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会リポート
7月20〜22日、「すべての妊産婦と赤ちゃんに助産師のケアを」をテーマに、神奈川県横浜市で「第11回 ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会」が開催されました。
国際助産師連盟(ICM)は、助産師教育推進等を通じた母子や家族へのケアの質向上をめざす組織です。ICMでは世界各地で開催される3年毎大会の中間年に地域会議を開催し、地域に共通する課題等を話し合います。今回は同時に学術集会も開催され、世界の助産師たちが交流を深め、経験と専門知識を深く掘り下げる機会となりました。特集2では主要なプログラム等を載録し、当日の模様をお届けします。