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コミュニティケア 2016年10月号

231号 (Vol.18, No.11)

  • A4変 80ページ (判型/ページ数)
  • 2016年10月発行
  • 978-4-8180-1951-5
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本体価格(税抜): ¥1,200
定価(税込): ¥1,320
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特集1:

訪問看護ステーションでの

ICT機器の活用法

今後、増え続ける在宅療養者に、訪問看護ステーションの限られた人員で応えていくには、訪問看護業務の記録・帳票類作成・情報共有などでの効率化をはかり、訪問看護に専念することが重要です。これに大きな効果を発揮するとして、ICTの活用が現場から挙げられるようになってきました。さらに、多職種・多機関との連携や時間外労働の減少、訪問看護の質向上にもつながるとの声も出ています。

特集では、まずICTとは何か、訪問看護での可能性、ICT機器の活用法や導入する際の注意点などについて基礎から解説します。続いて、ICTを活用している5つの訪問看護ステーションの活用前後の変化、初期・維持費用、スタッフ教育、セキュリティなどにも触れつつメリット・デメリットを紹介します。

国の施策では、地域包括ケアシステムの構築においてICT活用の方向性が示されています。いずれ、あなたの訪問看護ステーションでもICT機器の導入を考えるときがくるでしょう。そのときのために、今、本特集で理解を深めましょう。

特集2:

地域のスペシャリストと連携しよう

病院から在宅へと療養の場の転換が進められるのに伴い、在宅療養者が高度なケアを必要とするケースも増加しています。同時に、地域包括ケアシステムの構築が推進される中で、地域全体で医療資源や人材を有効に活用する観点から、訪問看護師や高齢者ケア施設の看護職が自ステーション・施設内だけでは解決が難しいと感じる事例について、医療機関などに所属する高い専門性を持つ看護師と連携して改善につなげる取り組みが広まっています。

本特集では、この取り組みについて、効果や具体的な方法・留意点を解説するとともに、実際に連携を行った専門性の高い看護師と訪問看護師・施設看護師に、4つの事例を紹介いただきます。


●第1特集 訪問看護ステーションでの ICT機器の活用法

〈総 論〉 訪問看護でのICTの活用法と導入時の注意点 木村 憲洋

〈報告1〉  訪問看護ステーションあかし(東京都中央区)
      業務を効率化して残業時間を減少 加藤 希

〈報告2〉  訪問看護ステーションいわた(静岡県磐田市)
      県下の多職種が利用できるネットワークシステム 長瀬 由美

〈報告3〉  あすか山訪問看護ステーション(東京都北区)
      緊急時訪問・24時間対応に欠かせないICT 荒木 和美

〈報告4〉  訪問看護ステーションYOU(長崎県長崎市)
      ICTの導入でワーク・ライフ・バランスを実現 下屋敷 元子

〈報告5〉  橿原訪問看護ステーション(奈良県橿原市)
      アセスメント能力の向上・看護計画の質確保・業務の効率化へ 伊藤 絹枝


●第2特集 地域のスペシャリストと連携しよう

〈報告1〉  がん性疼痛
      在宅でのPCAポンプによる疼痛緩和の連携システム 浦上 裕美
      [Column] 齊藤 矢寿子

〈報告2〉  慢性腎不全
      有料老人ホームと協働した入居者への緩和ケア 根岸 恵
      [Column] 石山 春美

〈報告3〉  褥瘡
      “褥瘡ゼロ”をめざし互いにスキルを向上 河原崎 まどか
      [Column] 杉本 朝野

〈報告4〉  ストーマ
      療養病床不足の地域を病院・在宅で支える 阿部 由紀子
      [Column] 岡野 夏絵

〈関連論考〉専門性の高い看護師と連携して支える在宅療養 棚橋 さつき


●SERIES

 終の棲家で生活を支える看護 松井 典子
 今なぜ、地域なのか 当事者や家族が考える人生の最期

 事例から考える 薬剤師との連携 西 圭史・永井 則子・平田 桂子
 クラビット錠を服用しても症状が悪化する一方です。どうしてですか?

 老人看護専門看護師リレーエッセイ 家族の終生期に対峙して 長坂 奎英・藤田 冬子
 最期の闘病までともに生きる

 トシコとヒロミの往復書簡 井部 俊子
 “ただ訪問する”ということ

 角田直枝の病院と地域を“看護”がつなぐ 角田 直枝
 『暮しの手帖』から学んだこと

 支えられて ~訪問看護師がALS療養者になって 牛久保 結紀
 夢と現実

 訪問の 合間に一句 詠んでみる 訪問看護“泣き笑い”川柳 渡辺 智美

 日本訪問看護財団からのお知らせ
 6年目を迎えた名取の「仮設住宅健康推進事業」 ほか

 全国訪問看護事業協会からのお知らせ
 「精神科訪問看護に関する電話相談」をご活用ください ほか


●REPORT

 “直行直帰訪問看護師”の可能性 短時間労働、ICT活用で潜在看護師の活用をめざす 大橋 奈美


●COLUMN

 ニュース手帳
 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン メディ・ウォッチ編集部

 地域ケアの今 鳥海 房枝
 生活習慣を尊重する介護 時代と地域性を反映させる

 地域・在宅ケアの未来を拓く 看護師職能委員会Ⅱ 猪股 洋子
 〈秋田県看護協会〉看護職同士の連携強化をめざして

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