- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2016年10月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
[日本看護協会重点政策・重点事業関連企画]
看護人材は地域で育てる!
病院から訪問看護ステーションへの出向
2025年に向けて病床機能の再編が進み、在宅療養者が増加することで、訪問看護の需要はますます高まることが予測されています。日本看護協会では、この状況に対応すべく、平成27年度厚生労働省老人保健健康増進等事業「地域における訪問看護人材の確保・育成・活用策に関する調査研究事業」の一環として、病院看護師が訪問看護ステーションに出向する試行事業を行いました。
本特集では、このような取り組みが必要とされる背景について解説し、試行事業に取り組んだ病院と訪問看護ステーションの看護職に、その効果と課題について報告していただきます。
特集2:
がんになったナースの経験から学ぶ“就労支援”
仕事を持ちながらがんで通院する人が約33万人*と推計されている現在、働く看護職自身ががん患者となる場合も考えられます。疾患を乗り越えながらも看護職として働き続けるスタッフを支えるために、周囲の同僚や先輩・上司ができることはなんでしょうか。
特集2では、がんになった看護職が、自身の患者としての経験を看護に生かして“患者と医療をつなぐ”ことを目的に設立されたサバイバーナースの会「ぴあナース」の皆さんに、自身の治療〜復職経験を紹介していただくことで、組織的な就労支援のポイントを考えます。また、“患者体験学”をテーマとしたシンポジウムの模様も紹介します。