- A4変 120ページ (判型/ページ数)
- 2016年11月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
機能する医療安全管理体制の構築
「医療事故調査制度」1年の経過と「特定機能病院の承認要件」見直し
2015年10月に施行された「医療事故調査制度」は、制度の運用改善を目的として2016年6月に一部省令の改正が行われました。同じく6月に「特定機能病院の承認要件」についても省令が改正され、医療安全管理体制の強化が求められています。
本特集では、2つの省令の改正の要点と運用状況をそれぞれ解説。また「医療事故調査制度」については患者視点から意見をいただき、「特定機能病院の承認要件見直し」については対応事例を紹介。医療安全確保のための組織的な体制強化が進められる中で、看護管理者はどのように対応していくべきかを考えます。
2016年4月に起きた熊本地震では最大震度7を2回記録。2011年3月の東日本大震災とはまた違った形での“今までにない”被害をもたらしました。要援護者への避難支援が十分ではなかったという反省点が大きく報道されたりもしましたが、一方で、さまざまな看護の現場では、これまでの大規模災害における教訓を生かして被害を最小限にするための対応がなされました。
本特集では、半年が過ぎ少しだけ落ち着きを取り戻した現地の看護職に、震災直後からこれまでの半年間の活動を振り返っていただき、今回の震災からの学びをお示しいただきます。