- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2017年01月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
スタッフも管理者も元気になれる!
これからの夜勤労働の考え方
短時間正職員など看護職の多様な勤務形態が促進されている現在、一部の職員に夜勤が集中しないような勤務編成の工夫等も必要とされており、師長等看護管理者には従来以上に高度なマネジメントが求められています。
本特集の前半では夜勤・交代制勤務の改善に関する、これまでの日本看護協会の取り組みの成果や現状・課題等を示した上で、夜勤・交代制勤務に関するマネジメントの基本的事項を再確認します。後半の座談会では、さまざまな工夫を重ねている病院の生の声として、各施設で夜勤負担軽減のために行っている「夜勤者の確保」「夜勤者の組み合わせ基準」などの実務的な工夫を教えていただきます。
特集2:
入院前からの療養支援
患者が納得する選択のために
地域包括ケアシステムによる「人々が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けること」の実現をめざし、医療機関同士や医療と介護の連携が求められています。スムーズな連携と患者・家族が納得した選択ができるよう意思決定を支援するためには、退院支援のシステム構築と看護職のかかわりが必須であり、入院が決定した時点、つまり入院前からの療養支援が有効といわれています。
本特集では、入院前からの療養支援の必要性や療養支援・退院支援のシステムをどう構築したのか、看護職の役割などを、医療機関の実践と研究者の解説により明らかにします。