- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2017年06月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
わがまちをつなぐ看護のネットワークづくり
病を抱えて地域で暮らしていく人々を支えるため、看護職が職場を越えたネットワークを構築して連携強化に取り組む、日本看護協会「都道府県看護協会地区支部等における高齢者および認知症者支援のための看護職連携構築モデル事業」。看護の組織強化をはかり、シームレスなケア提供体制をつくりつつ、患者・利用者の代弁者として地域の施策へ意見や情報発信ができることをめざして企画されました。
特集ではモデル事業実施地域からの活動報告を中心に、地域包括ケアを推進するための看護職・関係者間のネットワークづくりやその強化方法、地域の施策への提言等について考えます。
日本看護協会では、平成28年度厚生労働省老人保健健康増進等事業「介護施設等における看護職員に求められる役割とその体制のあり方に関する調査研究事業」を実施。本調査の目的は、施設を含めた住み慣れた地域で入所者・利用者が安全・安心な生活を送るには施設の専門的機能の充実強化が必要であり、そのために看護職がどのような役割を担うのかを調査することです。また、本調査では併せて、賃金処遇、夜勤やオンコール等の夜間対応、教育・研修体制、勤務している看護職員の施設・事業所に対する評価等についても調査し、勤務環境の実態把握も行っています。
特集2では、本調査の結果概要を解説するとともに、6種の施設・事業所に、看護職の役割と労働環境の整備などについてご報告をいただきます。