- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2017年07月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
平成29年度 日本看護協会通常総会リポート
平成29年度 日本看護協会通常総会の冒頭で、坂本すが会長は「地域に出て発信・活動することにより、地域の未来をつくっていく創造的変革者であってほしい」とメッセージを贈り、2025年の先の未来に向けて地域を視野に活躍することへの期待を述べました。
日本看護協会は本年度の活動の方向性として、「看護の将来ビジョン」を実現するための4つの重点政策として「看護基礎教育制度改革の推進」「地域包括ケアにおける看護提供体制の構築」「看護職の労働環境の整備の推進」「看護職の役割拡大の推進と人材育成」を提示し、11の重点事業を説明。総会参加者からは地域包括ケアにおけるシステムの推進、看護職の人材育成などについての質問・意見があり熱心な討議が行われました。
本号では、特集1および巻頭カラーグラフで通常総会と全国職能別交流集会をリポートします。
特集2:
第26回国際看護師協会4年毎大会リポート
5月24日(水)〜6月1日(木)にスペイン・バルセロナで開催された国際看護師協会(ICN)会員協会代表者会議(CNR)と4年毎大会をリポートします。第26回4年毎大会は「Nurses at the forefront transforming care 最前線の看護師たち:ケアの変容」をメインテーマに開催されました。
特集では、坂本すが会長からのメッセージとともに、CNRにおける議論や4年毎大会での基調講演等の概要、笹川陽平日本財団会長の保健・人権賞受賞についてお伝えします。
※本特集内では大会開催時の役職としています。
【今月号は「特集3」まであります】
◆特集3 2016年「病院看護実態調査」結果概要
日本看護協会が全国の病院を対象に、看護職員の需給や確保対策の状況把握等を目的として、毎年実施している「病院看護実態調査」。2016年は、経年的に調査している内容とともに、2016年度診療報酬改定後の病院の対応や一般外来における看護配置の状況、病院からの訪問看護の実施状況を調査しています。
特集では、2016年度診療報酬改定の影響として認知症ケア加算や退院支援加算等の算定状況を報告。さらに一般外来への専門性の高い看護師の配置や病院における訪問看護の今後の運営方針等に関する調査結果の概要を解説します。