- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2017年10月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
中小規模病院の効果的な看護人材育成に向けて
全国の病院の約8割を占める、300床未満の中小規模病院の看護職には、地域包括ケアシステム推進において“生活の場”により近いところに位置する特性を生かして生活と医療をつなぐ役割が期待されます。一方、中小規模病院は教育・研修機会が不足しがちな傾向などが看護職員確保等に影響を与えていると考えられており、日本看護協会は実態把握等を目的に2016年度「中小規模病院の看護の質向上に係る研修等に関する調査」を実施しました。
特集では同調査結果を紹介するとともに、複数の病院から人材育成に関する体制・工夫等を述べていただきます。財源確保や地域と連携をはかりながら人を育てていく際のポイントなどは、組織規模を問わずご活用いただけます!
※調査結果の概要は、本誌6月号特集1「看護管理の“魅力”を伝える」でも紹介しています。
これまで国や関係団体より注意喚起が行われ、製薬会社、医療機器会社なども含めてさまざまな再発防止策が講じられてきたにもかかわらず、カリウム製剤の投与間違いによる医療事故が後を絶ちません。1度のエラーが患者の死につながる重大な事故をゼロにするために、日本看護協会は日本病院薬剤師会と共同で撲滅キャンペーンを展開中です。
特集では、撲滅キャンペーンの必要性を訴え、カリウム製剤投与間違いの現状と課題、改善に向けての具体的な取り組み事例を示し、カリウム製剤投与間違いをゼロにすることと、看護管理者のリスクマネジメント力向上をめざします!