- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2018年08月発行
- 978-4-8180-2079-5
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
訪問看護ステーションにおける労務管理の落とし穴
職員から「拘束時間と賃金が見合っていない」「パワーハラスメントだ」と言われた、突然、職員と連絡がとれなくなった、職員がステーションの悪口を利用者や家族に話している――。こういったとき、どのように対応しますか?
訪問看護ステーションでは、経営者・管理者の経験則による誤った労務管理から、労働トラブルに発展するケースがしばしば見られます。不適切な労務管理は、職員の不満・不信、さらには離職へとつながります。また、2011年の介護保険法改正により、介護サービス事業所における労働法規の順守の徹底、および事業所指定の欠格・取消要因への労働基準法等違反者の追加が行われ、経営者・管理者は労働法を理解せずに労務管理を実施すると指定を取り消される可能性があります。
本特集では、訪問看護ステーションにおける適切な労務管理と労働環境の改善への取り組み、それによる効果を報告するとともに、経営者・管理者の労務管理に関する30の質問に社会保険労務士が回答。さらに、労務管理を行う上で理解しておくべき法律や役立つウェブサイトなどを紹介します。
適切な労務管理は訪問看護ステーションを発展させる鍵です。職員とともに、長く働き続けられる環境づくりに向けて一歩を踏み出してみませんか。