- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2018年11月発行
- 978-4-8180-2082-5
本体価格(税抜): ¥1,400
老化とともに、人は脂腺や汗腺の機能が衰え、水分保持機能が低下して乾皮症になりやすくなります。乾皮症になると、外部からの刺激を受けやすくなりかゆみが生じ、掻破することで皮膚のバリア機能はさらに低下して掻痒が増し、悪循環に陥ります。重症化すると皮脂欠乏性湿疹や貨幣状湿疹へと進展することもあります。
本特集では、高齢者の乾皮症の実態と治療法、アセスメント、予防的ケアについて解説した上で、事例を基に支援の実際を報告します。また併せて、乾燥・かゆみ・炎症を抑える市販のケア用品などを紹介します。
先行研究では、乾皮症は高齢者ケア施設の入所者に多くみられるものの、医師や看護師の認識は高くないことが明らかとなっています。かゆみはQOLを著しく低下させます。乾燥する季節を迎える前にスキンケアの見直しが求められています。
平成30年度診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬改定では、医療的ケアを必要とする在宅療養児への看護職による支援の評価が拡充されました。
在宅療養児へのケアは、高齢者へのケアとの相違点として、介護保険制度におけるケアマネジャーがいないため訪問看護師がケアマネジメントや多職種・多機関との調整の役割を担うことが多い、同じ疾患等であっても子どもによって表れる症状や状態が異なる、病状理解についての家族との認識共有が難しい、などが指摘されています。
本特集では、訪問看護師が在宅療養児の安全な生活を支援するために理解しておくべきこと、持つべき視点、訪問看護ステーションや地域におけるセーフティ・マネジメントの体制づくりについて考えます。