- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2019年04月発行
- 978-4-8180-2144-0
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
高齢者ケア施設への訪問看護
住み慣れた場所で最期まで
在宅療養する高齢者の住まいは、自宅だけではなく、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホーム、認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)など多様化しています。
これらの施設では、それぞれに看護職の配置要件が異なります。医療依存度の高い入居者の増加や施設での看取りへのニーズの高まりが見込まれる中、医療依存度・要介護度にかかわらず療養者が住み慣れた場所での暮らしを継続できるようにするためには、地域のさまざまな医療・介護資源の連携による支援体制の構築が大切です。
こうした背景を踏まえ、近年、高齢者ケア施設での訪問看護の活用が注目されています。そこで本特集では、訪問看護ステーションの高齢者ケア施設との連携の方法と支援のポイントを解説。全国訪問看護事業協会の実施した高齢者ケア施設と訪問看護の連携についての実態調査結果とそこから明らかになった訪問看護への期待を論じ、さらに高齢者ケア施設の入居者への訪問看護の実際について、事例を基に紹介します。併せて、訪問看護師と連携した施設の管理者が、連携の経緯と効果を報告します。