- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2019年08月発行
- 978-4-8180-2149-5
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
訪問看護ステーションの多機能化という選択
看護小規模多機能型居宅介護支援・療養通所介護といった介護保険サービスや保険外サービスの提供など、さまざまな機能を持つ訪問看護ステーションが増えています。しかしその一方で、多機能化をはかったものの成功をなし得なかったステーションがあるのも事実です。その違いはどこにあるのでしょうか。
本特集では、多機能化に成功した訪問看護ステーションの共通点を考察するとともに、多機能化による効果や留意点を解説します。また、訪問看護に加えて暮らしの保健室や保険外サービス、放課後等デイサービス、療養通所介護を行うステーションの実際を紹介。併せて、多機能化をはかる訪問看護ステーションの特徴や多機能化の傾向などについて論じます。
多機能化は法人や管理者の意向だけで実現できるものではありません。新事業をスタートさせる際の参考にご活用ください。
特集2:
業務改善の手法
増大する介護ニーズへの対応
高齢者人口の急増を背景に、増大・多様化する介護ニーズへの対応とサービスの質の向上が大きな課題となっています。必要とされる介護人材数は2020年度には216万人、2025年度には245万人に上ると推計される一方、生産年齢人口は減少を続けており、介護ニーズに対応するためには的確な業務改善をはかることが不可欠です。こうした状況を踏まえ、厚生労働省は今年3月、「介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン」を公表し、人材育成・チームケアの質の向上・情報共有の効率化などをとおした業務改善の具体的な手法を提言しました。
本特集では、訪問看護ステーション・高齢者ケア施設における業務改善への取り組みの事例と、ガイドラインの概要を紹介します。