- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2019年10月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
「ハラスメントのない社会」に向けて、世界的にも前進しています。本誌2月号の特集1では看護職の健康で安全な職場づくりを推進していくために、ハラスメントの起こりにくい職場風土づくりについて取り上げました。
本号では、さらに一歩進めた防止策を紹介します。研修による個々のコミュニケーション能力向上や、職場内の相談体制整備といった職場環境改善活動等は、継続して行っていくことが重要です。個人や組織の抜本的な意識改革としてできることを考えていきましょう。
特集2:
「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」解説
高齢化の進展で認知症等により判断能力が不十分な人が増加する一方、単身世帯や頼れる親族のいない人も増えています。このような中、厚生労働省は「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」を策定し、その活用を看護職も含む医療機関の職員全員に求めています。
特集ではガイドライン策定の背景や目的、看護職として特に理解しておくべきことを解説。さらにガイドライン作成時の調査から見出された、各医療機関において有効であった対応方法もまとめます。