- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2020年01月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
ナース・プラクティショナー(仮称)制度創設の必要性
日本看護協会では、地域の医療ニーズや少子超高齢多死社会が進む日本において、今後、看護師に期待される役割等について情報収集を行ってきました。パイロット事業や調査の結果、特定行為研修制度も含めた現在の制度のみでは対応できない人々の医療ニーズがあり、地域での療養生活を支えるために看護師が新たな裁量を持ち役割を担っていくことが求められていることもわかりました。
本特集では、ナース・プラクティショナー(仮称)制度創設の必要性と、なぜ現在、制度創設に向けて取り組んでいるのかを示します。
病院完結型から地域完結型の医療へ、治す医療から治し支える医療へと、医療提供体制はその姿を変えつつあります。2025年問題に向けて、地域包括ケアシステム構築が推進される中、看護職に中心的な役割が期待されています。
特集2では、地域の人々にとって身近な存在である診療所看護職に期待される役割を解説。地域や患者・利用者の特性を踏まえて、職種や施設の壁を越えてつながり、地域住民の力を支えに活動する診療所の取り組みと、その中での診療所看護職の役割の実際を紹介します。