- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2020年12月発行
- 978-4-8180-2311-6
本体価格(税抜): ¥1,400
高齢化が進展する日本において、認知症者は年々増加しており、2025年には730万人にのぼると予測されています。高齢者の約5人に1人が認知症になる時代は目の前に迫っているといえるでしょう。それに伴い、当社では認知症になった本人・その家族を取り巻く問題や認知症ケアにおける課題、効果的なケアのあり方など、認知症に関する1つのテーマを掘り下げた書籍[認知症plus]シリーズを刊行し、問題提起や最新情報を紹介してきました。
本特集では、認知症となった医師からのメッセージを紹介するとともに、認知症者を取り巻く問題・生活上の困難を整理し、認知症になっても安心して暮らせる社会を実現するための施策や看護職の役割について考察します。併せて[認知症plus]シリーズの中から在宅や地域で役立つ書籍を紹介します。
認知症者が安心して暮らせる社会には、皆が互いに支え合う仕組みが必要です。自分が認知症になったときのことについて思いを巡らせてください。そして今、自分には何ができるか考えることが、その実現に向けた第一歩になるでしょう。