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看護 2021年3月臨時増刊号 (Vol.73, No.4)

  • A4変 152ページ (判型/ページ数)
  • 2021年03月発行
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本体価格(税抜): ¥2,000
定価(税込): ¥2,200
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特集1:

東日本大震災 医療・看護の10年

次世代を担う看護職へ

未曽有の大災害と言われた東日本大震災からも10年がたち、臨床現場には当時の現場を経験していない者が増え、中には震災自体の記憶すらあまりない者までいます。そこで、本臨時増刊号は、医療・看護の現場の10年の記録を集め、その経験知を次世代を担う看護職へ伝えることを目的に編集しました。

1章では、日本看護協会、岩手県看護協会、宮城県看護協会、福島県看護協会から、この10年間の活動報告と次世代を担う看護職へのメッセージをいただきました。

2章では、被災地の病院、高齢者施設、訪問看護ステーションにこの10年を振り返っていただき、その経験を踏まえて、現在どのような防災・減災への取り組みを行っているかを報告していただきました。

3章では、被災地において中長期の取り組みを行ってきた大学・行政・団体に、その成果と活動の中から学びえたことを報告していただきました。


1章 メッセージ 東日本大震災の経験知を次世代へ

1-1-1 日本看護協会
 次世代を担う看護職の皆さまへ 今いるところで、最善の行動を 福井 トシ子
1-1-2 日本看護協会
 復興支援から次なる災害への備えへ 日本看護協会 看護開発部看護業務・医療安全課
1-2 岩手県看護協会
 災害対策を充実させ地域の人々の思いに寄り添っていく 及川 吏智子
1-3 宮城県看護協会
 これまでも、これからも 狩野 クラ子・石井 幹子
1-4 福島県看護協会
 支援は10年1区切りにならない 新たな形を考えたい 今野 静

2章 報告 東日本大震災被災地の医療・看護の10年

2-1 岩手県:岩手県立高田病院・岩手県立大船渡病院
  岩手県沿岸南部被災地の医療と看護の10年を振り返って 熊谷 恵理
2-2 岩手県:岩手県立大槌病院
  震災の教訓を忘れず、住民を笑顔にする看護を 冨山 香・内野 邦江
2-3 宮城県:東北医科薬科大学病院(旧東北厚生年金病院
  復興とともに、大学病院として組織を再構築 瀬戸 初江
2-4 宮城県:石巻赤十字病院
  災害時だからと諦めず、質の高い看護を提供するために 吉田 るみ
2-5 福島県:いわき市医療センター
  災害時の「最後の砦」としての備え 長谷川 吉子
2-6 福島県:舞子浜病院
  未曽有の災害を経験し学び得たこと 遠藤 利美
2-7 岩手県:介護老人保健施設松原苑
  震災から10年、今思うこと、伝えたいこと 入澤 美紀子
2-8 岩手県:くくる花巻訪問看護ステーション
  東日本大震災から10年、地域のために前進 平澤 利恵子
2-9 宮城県:あおい訪問看護ステーション
  訪問看護師たちの記録から、震災を振り返って思うこと 小野 久惠
2-10 福島県:あぶくま訪問看護ステーション
  震災で得た教訓と対策を振り返り、見直す時期を迎えて 門馬 君江

3章 報告 被災地における中長期の取り組み

3-1 日本災害看護学会
  東日本大震災による協働すべき課題を次世代と共有 酒井 明子
3-2 岩手県
  岩手医科大学医学部神経精神科学講座/災害・地域精神医学講座と岩手県こころのケアセンターの取り組み 赤平 美津子ほか
3-3 岩手県
  看護学生による東日本大震災被災地への継続的なボランティア活動 尾無 徹
3-4 宮城県
  震災直後からの継続的な看護職へのメンタルヘルス支援 高橋 葉子
3-5 宮城県
  被災地保健師とともに取り組んだ学生ボランティア活動 佐々木 久美子
3-6 宮城県
  宮城県名取市の仮設住宅に暮らす人々への健康支援 佐藤 美穂子
3-7 福島県
  避難所「ビッグパレットふくしま」から生まれた「さすけなぶる」 三澤 寿美・福島 芳子・趙 由紀美
3-8 福島県
  喪失を体験した子どもへの支援 佐藤 利憲
3-9 福島県
  相双地区における心のケア 米倉 一磨・木島 祐子
3-10 福島県
  東日本大震災後の復興期における保健活動 山田 祐子
3-11 福島県
  いわき市在住浪江町民への健康支援活動 守田 美奈子・内木 美恵

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