- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2021年04月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
医療機関併設の訪問看護ステーションと地域のステーションの連携
医療機関併設の訪問看護ステーションは、緊急対応を要する利用者への24時間対応や医療ニーズの高い利用者への訪問を行っており、その知識・技術・実績等は地域全体の訪問看護の役割拡大や機能強化に資するものであると考えられています。そこで日本看護協会は、2019年に訪問看護師倍増策の具体的な方策の1つとして「医療機関からの訪問看護の提供」を掲げ、2020年度は訪問看護を提供する医療機関が地域の訪問看護ステーションと効果的に連携することで、利用者のニーズに応えられる体制を構築する試行事業を実施しました。
特集では、本事業の背景や目的等を示し、事業を委託した医療機関がその成果と課題、今後の展開等を報告します。
特集2:
令和3年度介護報酬改定
現場に生かせるポイント解説
今改定の基本方針は、社会情勢を踏まえ「感染症や災害への対応力強化」が筆頭に掲げられ、以下、「地域包括ケアシステムの推進」「自立支援・重度化防止の取組の推進」「介護人材の確保・介護現場の革新」「制度の安定性・持続可能性の確保」と、前回改定から継続するテーマで構成されています。
〈総論1〉では、この基本方針について解説。〈総論2〉では、日本看護協会が今改定に向けてどのような主張をし、それがどのように反映されたのかを説明します。また、〈解説〉では、主な看護関連サービスの改定概要を説明した上で、今後の流れや、それにどう対応していくべきかを示します。