- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2021年05月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
日本看護協会は、分娩取扱医療機関における妊産婦の出産環境の整備と母子とその家族への切れ目のないケア提供体制の構築を推進することを目的に、「母子のための地域包括ケア病棟(仮称)モデル事業」に取り組みました。
本特集では成育医療基本法と近年の母子保健行政について解説した上で、同病棟を拠点とした地域連携の実践事例を紹介。その役割と必要性を示します。また、関連報告として「母子のための地域包括ケアシステム推進に向けた院内助産・助産師外来の促進に関する調査報告」も掲載。
withコロナの生活が長引き、感染対策をすることが日常となり、感染対策を促すさまざまな仕掛けは、街のあらゆる場所で見かけるようになりました。手指消毒の設置場所が目立つようにデザインされたり、スーパーのレジ待ちの列の床に足の形をプリントすることで必要な間隔を自然に開けられるようにするなどです。これらは無理なく自発的な行動変容を促すことができる「ナッジ」の考え方に基づいて実施されています。
本特集では、「ナッジ」の考え方を解説し、医療や介護の現場における感染対策をより実効性の高いものにするための活用方法について考えます。