- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2021年08月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
コロナ禍において、看護職はさまざまな活躍を見せましたが、特に感染管理認定看護師等、感染管理の専門知識を持つ看護職は、自施設のみならず、他施設の指導や研修など多方面での活躍を見せました。これを受けて日本看護協会では、2021年度の重点事業に「新興感染症等のパンデミックへの対応体制の整備」を掲げ、継続的に感染管理認定看護師養成課程の定員増加・新規開講、200床未満の医療機関および介護施設への感染管理認定看護師の配置の促進に取り組んでいます。
特集では、コロナ禍で活躍した感染管理認定看護師の実践を紹介。養成推進の必要性を示します。
近年、世界的に災害が多発しており、その規模も深刻化しています。そのような状況の中、看護職は、災害対応においてとても重要な役割を担っています。復旧・復興、備えというあらゆる災害の段階で、災害から人々の生命を守り、健康な暮らしを支援することです。
本特集では、平時における「備え」の段階に焦点を当てて、地域での減災・防災で看護職に期待されることを概説。「まちの減災ナース」指導者や災害看護専門看護師、訪問看護師が、医療の枠を超えたつながりをつくり、減災・防災に取り組んでいる活動を紹介します。