- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2023年02月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
コロナ禍における看護職のメンタルヘルスケア
2020年以降、新型コロナウイルス感染症がまん延し、医療現場や保健所ではその対応に追われてきました。コロナ禍の長期化に伴い、看護職はもちろん、職員を支え続けた管理職もメンタルヘルスへの影響がより深刻さを増し、慢性疲労やバーンアウトが懸念されています。そこで、日本看護協会は2022年1月に「看護職のためのメンタルヘルス相談窓口」を開設。看護職のメンタルヘルスの不調に関して多くの相談が寄せられています。
本特集では、相談窓口などに寄せられた相談内容の推移と現状を明らかにした上で、看護職自身へのケアと、医療機関・保健所における組織的なケアの方法について、管理者への支援を含めて解説します。さらに、日本看護協会が実施している精神看護専門看護師による看護管理者への相談支援の内容についても紹介します。
特集2:
変化する社会で求められる看護
キーワードは「深化」と「拡張」
「2022年度日本看護学会学術集会」において、神奈川県立保健福祉大学 理事長・大谷泰夫さんが行った特別講演「未来に向けた看護のパラダイムシフト~深化と拡張~」は、今後の“看護”の方向性を、「未病」という健康観、「治す」から「維持・改善」への発想転換、ヘルスイノベーションにおける看護の立ち位置などに着目して論じた興味深い内容でした。本特集では、大谷さん自身が『看護』読者に向けて論考として再構成し、特に看護職の能力・活動領域の「拡張」について展望試案を述べます。
そして、大谷さんの論考を読んだ、立場の異なる4人の看護管理者らが、自らの所属組織での看護と照らし合わして現状を振り返るとともに、看護のパラダイムシフトについて思うこと、今後の取り組みへの反映などについて語ります。