- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2023年11月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
看護管理者が注目すべき「看護師等確保基本指針」
日本看護協会と日本看護連盟が「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」について改定を要望。厚生労働省において医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師等確保基本指針検討部会が設置され、10月26日に改定された指針が告示されました。
同指針は、「看護師等の人材確保の促進に関する法律」第3条の規定に基づき定められたもので、1992年の制定以来30年ぶりの改定となります。
特集1では、まず指針改定の意義を述べた上で、看護管理者が知っておくべき改定のポイントを解説。さらに、指針を政策的視点から読み解きます。座談会では、看護管理者は指針改定を受け、どのように認識をあらため、どのように活用すべきかを語り合いました。
特集2:
副看護師長が活躍する病院へ
「医療職俸給表(三)」で評価された役割
2023年4月に国家公務員の給与体系である「医療職俸給表(三)」が改正され、新たに「医療機関の副看護師長の職務」が3級に規定されました。
特集2では、まず副看護師長のポストを設置し、看護師長を補佐する職員を役割に応じて処遇することは、本人のモチベーション向上だけでなく、魅力ある病棟づくりにつながることを説明。さらに、変化の激しい今の医療現場において副看護師長に求められる役割や能力について解説します。また2つの病院から、ポストを設定し適切に処遇することの意義や、次世代の看護管理者を育成するための取り組みを報告します。