- A4変 96ページ (判型/ページ数)
- 2008年10月発行
本体価格(税抜): ¥1,200
特集1:
状況論がひらく看護
インタラクションの精緻な分析
近年、特に質的研究を中心に、インタラクション(相互行為)という用語が多く聞かれるようになってきています。看護や医療は、まさにさまざまな人と人、人と道具とのインタラクションにより成り立ちますが、しかし、いざそれらを分析しようとすると、意外と難しいものであることに気づきます。インタラクションは、ごく当たり前のようでいて、実は非常に「複雑な動き」であるからです。それには、専門的な理論が助けとなり得ます。本特集では、伝統的かつ最先端のインタラクションに関する理論であり、教育、実践現場の変革にも有効な「状況論」に着目し、インタラクションをいかに研究していくべきか、議論します。