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ナイチンゲール生誕200年記念出版

[ナイチンゲールの越境]01・建築

ナイチンゲール病棟はなぜ日本で流行らなかったのか

  • 長澤 泰、西村かおる、芳賀佐和子、辻野純徳、尹 世遠 著
  • 四六 148ページ (判型/ページ数)
  • 2020年09月発行
  • 978-4-8180-2279-9
本体価格(税抜): ¥1,600
定価(税込): ¥1,760
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コロナ禍の今だからこそ生きてくる、ナイチンゲールの病院建築論!

クリミア戦争時、不潔極まりない野戦病院で多くの若い兵士が命を落とすところを目にしたことは、ナイチンゲールに大きな痛手を与えた。戦後、病院の環境改善が傷病者の死亡率を下げることを実証し、新しく病院を建てる際の基本原理と、患者の視点からとらえたあるべき病院建築の形態を明示したナイチンゲールは、歴史上初の「病院建築家」と言われている。

ナイチンゲールが提唱した病院建築とはどのようなものだったのか──ナイチンゲール病棟が病院建築に与えた影響を考察する、看護を「越境」した独創的な「看護×建築」本!


建築家が読む「病院覚え書き」
セント・トーマス病院訪問1987
[日本のナイチンゲール病棟1]ナイチンゲールの思想に基づいた病院建築─東京慈恵医院
[日本のナイチンゲール病棟2]ナイチンゲール病棟の面影─倉敷中央病院第一病舎
ナイチンゲール病棟はなぜ日本で流行らなかったのか


クリミア戦争時、食料や衛生材料などあらゆる物資が不足し、不潔極まりない野戦病院で多くの若い兵士が命を落とすところを目にしたことは、ナイチンゲールの心に生涯消えることのない大きな痛手を与えました。
戦後、彼女はクリミアの兵士の死亡原因が負傷によるものよりも不適切な衛生環境によるもののほうが多かったこと、病院の環境改善が傷病者の死亡率を下げることを、様々なデータを用いて実証しました。そして、著書『病院覚え書き』で、新しく病院を建てる際の基本原理と、患者の視点からとらえたあるべき病院建築の形態を明確に示しました。
本書では、歴史上初の「病院建築家」と言われるナイチンゲールが提唱した病院建築とはどのようなものだったのか、西洋と日本の例を紹介するとともに、ナイチンゲール病棟が日本の病院建築に与えた影響について考察します。

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