- 長澤 泰、西村かおる、芳賀佐和子、辻野純徳、尹 世遠 著
- 四六 148ページ (判型/ページ数)
- 2020年09月発行
- 978-4-8180-2279-9
本体価格(税抜): ¥1,600
コロナ禍の今だからこそ生きてくる、ナイチンゲールの病院建築論!
クリミア戦争時、不潔極まりない野戦病院で多くの若い兵士が命を落とすところを目にしたことは、ナイチンゲールに大きな痛手を与えた。戦後、病院の環境改善が傷病者の死亡率を下げることを実証し、新しく病院を建てる際の基本原理と、患者の視点からとらえたあるべき病院建築の形態を明示したナイチンゲールは、歴史上初の「病院建築家」と言われている。
ナイチンゲールが提唱した病院建築とはどのようなものだったのか──ナイチンゲール病棟が病院建築に与えた影響を考察する、看護を「越境」した独創的な「看護×建築」本!