- 高山成子、大津美香、久米真代 編
- B5 148ページ (判型/ページ数)
- 2020年09月発行
- 978-4-8180-2278-2
本体価格(税抜): ¥2,400
認知症を悪化させずに疾患の回復を促し早期退院を目指す!
ますます社会の高齢化が進み、医療の現場では認知症をもつ入院患者に対する適切な対応が求められています。本書ではがん性疼痛、心不全の悪化、透析の治療の場面で、認知症高齢者によくみられる事象とその原因を探り、認知症高齢者が安全に治療を受けるための看護のポイントを示しています。また、抑制や終末期治療の選択などへの倫理的視点についても問題提起をしています。研究者の視点と実践の立場の両面から、認知症高齢者の入院治療について考えた読み応えのある1冊です。