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コミュニティケア 2025年12月号 NEW

356号(Vol.27, No.12)

  • A4変 80ページ (判型/ページ数)
  • 2025年11月発行
  • 978-4-8180-2922-4
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本体価格(税抜): ¥1,600
定価(税込): ¥1,760
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特集1:

「防ぎうる救急搬送」を避けるために

在宅高齢者の救急搬送は増え続けていますが、半数以上は入院を要さない軽症例です。入院は身体や認知機能の低下を招き、療養者の生活の質を損ねることが少なくありません。また、希望する生活を続けることやACPの観点からも、本人・家族の意に沿わない形での入院や病院死を防ぐためには、適切な看護ケアの提供と立場を超えて地域で支える体制を整えることが重要です。

本特集では「防ぎうる救急搬送」を避ける上で必要な要素を取り上げ、訪問看護師が多職種連携で取り組むべき課題について、現場のさまざまな実践を通して解説します。
まず〈総論〉では、なぜ救急搬送を避ける必要があるのか、どうすれば救急搬送を防げるのかについて予防医学の3つのプロセスを基に整理します。また〈論考〉では訪問看護による支援として、利用者の急変時に備えた多職種・地域連携の考察と、急性期特化型訪問看護ステーションの取り組み、そして「いざというとき」に向けた意思決定支援のあり方を検討します。
さらに、現場からの〈報告〉として、誤嚥性肺炎を起こした人への終末期を見すえた対応、心不全を繰り返す利用者における搬送の判断、退院直後の不安定な利用者への支援をめぐる事例を紹介します。


特集 「防ぎうる救急搬送」を避けるために
〈総論〉「防ぎうる救急搬送」とどう向き合うか/佐々木 淳
〈論考1〉望む場所で暮らすことをかなえるために 予期せぬ事態に備えた多職種・地域連携/井村 春香
〈論考2〉看護の専門性を生かしたアプロ-チの開発 「急性期サテライト」の取り組み/佐々木 早苗
〈論考3〉「いざというとき」に向けた利用者・家族への意思決定支援/中村 恵
〈報告1〉誤嚥性肺炎を起こした利用者への終末期を見すえた判断/國居 早苗・坂詰 大輔
〈報告2〉心不全を繰り返す利用者における救急要請判断/白川 大樹
〈報告3〉救急搬送を減らす手がかりはどこに? 退院直後0〜72時間の運用設計と看看連携/黒沢 勝彦・長田 茉梨絵

COLUMN
●ニュース手帳/株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部
●宮子あずさの気まぐれコラム 40年変わらぬクセ/宮子 あずさ

SERIES
●特別記事 島の人々の生活と健康を支える看護職 トカラ列島の群発地震レポート(2)/田畑 千穂子
●N.Focus 化粧(整容)療法でフレイルを予防する/池山 和幸
●N.Focus 訪問看護におけるカスタマーハラスメント対策のために/坪田 康佑
●実践に役立つ 訪問看護の注目論文 認知症者の「ため込み行動」について症例報告から学ぶ/山川 みやえ・繁信 和恵・関口 亮子
●訪問の 合間に一句 詠んでみる 訪問看護“泣き笑い”川柳/横井 真弓
●行動変容をそっと促す その人の希望を見いだし、そっと後押ししていくために──|竹林 正樹
●精神科訪問看護へようこそ 多職種連携の本当の意味を知る/川下 貴士
●喪失と死を共に受けとめ、助けあって生きる コンパッション都市・コミュニティを実現する  実践のための展望/竹之内 裕文
●People-Centered Care 市民とともに歩むナースたち 『聖路加健康ナビスポット「るかなび」:健康相談』  その人の持つ力を信じて、できることをともに考える/鈴木 貴子
●POTTスキルで解決〜食事ケアの困りごと 看護で食べるよろこびを POTT プログラムを通してどのように地域連携していますか?/藤沢 武秀
●日本訪問看護財団からのお知らせ 訪問看護ステーションの作業療法士の活動〜発達障害児へのリハビリを中心に〜 ほか
●全国訪問看護事業協会からのお知らせ 12月1日は質向上のための“事業所自己評価の日”〜今年度の証明書やロゴをご活用ください〜 ほか

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