- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2024年07月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
令和6年度 日本看護協会通常総会 全国職能別交流集会 リポート
令和6年度 日本看護協会通常総会および全国職能別交流集会は、6月6日(木)・7日(金)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されました。
通常総会については、重点政策・重点事業に関する質疑応答を中心にリポート。全国職能別交流集会については、各委員会の昨年度の活動報告および今年度の活動方針のほか、講演、シンポジウム、パネルディスカッションの内容を報告します。
日本看護協会では、病院看護職員の需給動向や労働状況などを把握するため、毎年「病院看護実態調査」を実施しています。
2023年調査では、毎年調査している看護職員の離職率や給与の状況、労働環境の実態のほか、看護補助者の離職率・確保や定着の取り組み、仮眠の状況、看護業務の効率化に関する取り組み、タスク・シフト/シェアへの取り組みの状況等について調査しました。
本特集ではデータに基づく現状や近年の推移、調査結果のポイントなどについて解説します。
入院中は、非日常の中での生活を強いられることから、身体機能ならびに認知機能の低下が起こると言われています。本特集では、それらを回避するために、看護師ができること・患者ができることについて考えてみます。
まず、入院生活が患者に及ぼす影響と看護を取り巻く状況をあらためて考察した上で、入院患者を“生活者”として捉えてかかわることの意味を解説。次に看護師が自身の入院体験を踏まえ、自分らしく入院生活を送るためのヒントを示し、併せて、看護管理者・当事者それぞれの立場から、入院生活を支える/送るに当たって実践していることや相互に期待することを述べます。