- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2024年06月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
少子高齢化・人口減少の進展に伴い、わが国では労働力の確保が喫緊の課題となっています。
そのため、病院においても、看護職のニーズに応える多様で柔軟な働き方が選択できる環境や労働条件の整備、制度設計が求められています。
本特集では、多様で柔軟な働き方の実現に向けた日本看護協会のこれまでの取り組みや今後の展開、さらに調査などから明らかになった看護職の働き方の現状を紹介します。その上で、新しい働き方を導入するに当たって、看護管理者が抱える困難感とその解決策のヒントを示すとともに、企業コンサルタントの視点から働き方を変えていくための考え方やプロセスについて解説。併せて、現場の声などを踏まえ、多様で柔軟な勤務形態を実現した3つの好事例を報告します。
特集2:
看護DXの今
最新テクノロジーによる効率化と質向上
政府はDXへの投資を促進しており、医療や看護の現場でもデータ(医療情報)やデジタル技術(IoT・AI等)の活用が始まっています。
本特集では、まず、看護分野におけるテクノロジーの活用状況と、今後、活用が予想される主観的情報を収集するテクロノジー、テクロノジーが生む情報過多を防ぐための取り組み等について解説します。さらに、看護の効率化と質の向上につながる最新テクノロジーを紹介すると同時に、臨床現場においてスムーズな導入をはかり、実効を上げるための工夫を報告します。